子ども映画祭
KYOTO INTERNATIONAL CHILDREN’S FILM FESTIVAL
映画祭開催にあたってメッセージ
毎年夏休みに開催している京都国際子ども映画祭。
一昨年は新型コロナウイルスの影響で夏の開催を中止し、昨年は規模を縮小して3月に開催しました。
今回は3年ぶりに、子どもたちが参加しやすい夏休み期間にて、リアルで開催します。
先が見えない状況でも、映画祭を運営する子どもスタッフは、映画祭に向けて活動に取り組んできました。
この夏の映画祭ではぜひ子どもスタッフの活躍を直接観に来ていただければと願っております。
京都国際子ども映画祭の特色であるボイスオーバー(吹替)も、今年は2年越しに公募で集まったメンバーが担当します。
プロから発声やセリフ回しを学ぶワークショップを経て、当日「生」で吹き替えを披露します。
映画祭を自粛していた期間、改めて「映画」とはなんだろうと思いを巡らせました。
映画は不要不急のものではなく、映画が世界を変えられるとも思いません。
ただ、映画はときに元気や勇気をくれたり、問題について考えるきっかけをくれます。
今回は現在の世界情勢も鑑み、世界に生きる子どもたちの生活や文化など、世界を知ることのできる作品を選びました。
特に『ミラ』という20分のアニメーションは1940年代のイタリアでの空爆を体験した女の子の話をセリフなしで描いています。
ウクライナ情勢を踏まえ、何かしら戦争について考えたり話したりするきっかけを作りたいと思い、
子どもスタッフが制作者にインタビューした映像も含め上映し、上映後にその場で意見を交換する時間を設けたいと思っています。
他にも日本では未公開ながら珠玉の作品を集めていますので、ぜひ観て、感じて、考えていただきたいと思います。
どうか1人でも多くの人の心に届きますように。皆様のお越しをお待ちしております!
NPO法人 キンダーフィルムフェスト・きょうと
理事長 藤原杏奈
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